クールジャパン動画制作プログラム|クールジャパン動画制作コンテスト

Outline

クールジャパン動画制作プログラム
~地域の魅力を海外に発信せよ~

学生が9日間で地域や地域に根ざした事業者の魅力を言語化・取材し動画を制作・発信するプログラムです。

クールジャパン動画制作コンテスト
~身の回りの日本の魅力を見つけよう~

日本の魅力を発信する動画を募集します。応募の中から審査員による選考を通じてグランプリ・準グランプリ・審査員特別賞を決定する、コンテスト型プログラムです。

About WOW! BASE

クールジャパン動画制作プログラム~地域の魅力を海外に発信せよ~

株式会社リクルートが運営する『WOW! BASE』では、高校生・大学生を対象に、若者と事業の「共創」をテーマに、社会課題と向き合う機会を提供しています。 多種多様な人との出会いを通じて自分の強みに気づいたり、リアルな課題に対して挑戦するプログラムを通年で用意しています。

Cool Japan Movie Program

クールジャパン動画制作プログラム
~地域の魅力を海外に発信せよ~

東川1班

Spread out the Epic Ground of Water東川 -
水に込められた想い

水とわたし つながる暮らし Me and Water: Connected Lives

<動画に込めた想い>
水に生かされているという日本人の感覚、水にこだわる点をクールだと感じてほしいと考え、水というテーマにこだわった。
<こだわりのポイント>
・色々な表情の水を撮影し、スローモーションや音のみの使用など多様な表現をした。
・オープニングではナレーションを用いて叙情詩的な表現で扱った。
・それぞれの事業者にとって「水とは」をフレーズで切り取った。
・水と共にある仕事の様子を「寄り」で表現した。

協力事業者様

JAひがしかわ様、三千櫻酒造様、yoshinori coffee様、宮崎豆腐店様

審査員コメント

水という難しいテーマをうまく取り上げられていた動画でした。水という存在を特段意識せずに日々消費して生きているなかで、メッセージ性の高さを感じました。落ち着いたトーンの動画ですが、最後の女性のシーンがアクセントになっていて良かったです。
コチュ・オヤ株式会社Oyraa 代表取締役社長

東川2班

Touching Higashikawa
~feel and encounter the stimulating town~

「米」と「自然」の町、東川に触れ、「五感」を研ぎ澄ます

<込めた想い>
東川米を食べたいと思ってほしい
(Touching…出会う、感じる 「東川に生きる人の心や豊かな自然に触れて五感を研ぎ澄ます」)

<こだわり>
・「写真の町」なので全編に写真を入れ込み、動画で伝わる魅力と写真で伝わる魅力の両方を意識した。
→動画で伝わる魅力と写真で伝わる魅力の両方を意識
・冷たい水。田んぼの土や木の匂い。自然の音。田園風景。お米の味に着目した。
・東川町の大自然は、「触・匂・視・味・聴」といった「五感」を研ぎ澄ますため、「水を触るカット」「湯気カット」など感覚に迫るカットを入れた。
→動画を通して、東川で生きる人たちの魅力、豊かな自然に触れて、東川町に興味を持ってほしい。

協力参加事業者様

JAひがしかわ様、奥泉様、りしり様

審査員コメント

米だけでなく写真の街としても紹介するなど、動画全体を通して様々な魅力を感じました。地域の方々が話している時の表情も印象的で、その地域に暮らす人の魅力も伝わってくる動画だったと思います。米についても人についても、もっと知りたい、行ってみたいと思いました。
牧野 友衛(一社)メタ観光推進機構 代表理事
日本政府観光局(JNTO)デジタル戦略アドバイザー

Minamisanriku Miyagi

宮城県南三陸町

南三陸1班

Moai “Living for the Future”
-The Symbol of Friendship and Disaster Prevention in Minamisanriku-
南三陸が教えてくれた「モアイ」の意味 〜未来に生きる〜

My rock, Minamisanriku ~第二のふるさと南三陸~  “Rock” は「岩」という意味と「心の支え」という意味があり、モアイ像を象徴とし、第二のふるさとのような安心感がある南三陸を表現。

<動画に込めた想い>
・現地に行ったからこそ気づいた魅力を伝えることで、南三陸に興味を持ち、来てもらいたい。
・震災を過去の出来事として終わらせず、これからの自分はどう生きるかを考えるきっかけにしてほしい。
<こだわりのポイント>
・過去と現在、そして未来(自然との共存)という流れ を意識した。
・リアルな声を多く使うことで南三陸の人の暖かさを伝えた。
・あえて写真を多く使うことで時が止まった様子を表現した。

協力参加事業者様

南三陸ホテル観洋様、語り部バス様、海の見える命の森様

審査員コメント

未来に向かって生きる地域の方々の姿勢が、外国人だけでなく日本人にも伝わるディープな動画です。震災とその先にある日本人の生き方、捉え方、立ち上がる姿勢が非常に印象的で、震災と一緒に生きていくという強いメッセージ性を感じました。
コチュ・オヤ株式会社Oyraa 代表取締役社長

南三陸2班

流転(るてん)

~海とともに生き続ける〜

<動画に込めた想い>
・震災の経験を通して、日常が永遠ではないことを知っているし、変わらないものは何もない(流転)ことを理解している。だからこそ、それを尊び、日々必死に生きる地域の方々の姿勢を伝えたい。
<こだわりのポイント>
・南三陸の方々から感じた、生きることへの思慮深さや、そこから派生する温かみを表現した。
・自然の脅威と向き合い、同時に恩恵を受けながら生きる南三陸の人々の姿を、日本的な死生観と関連付けた。

協力参加事業者様

南三陸ホテル観洋様、佐々木水産様、グリーファーマーズ宮城様

審査員コメント

「流転」というタイトルが良かったです。世の中が日々変わりゆく中で、同じことがずっと続くことはありません。、そのことを日々感じている地域の方々のメッセージが伝わってきました。だからこそ「今が尊く、今を生きている」ということが伝わってくる動画でした。
白坂 成功慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科委員長、教授

Kanazawa Ishikawa

石川県金沢市

金沢加賀1班

Kanazawa Food Trip : A Taste of Tradition
〜金沢ワンデイトリップ~伝統を「食」から味わう〜

楽しさと共に、金沢の伝統の食文化を未来へつなぐ。
Preserving Kanazawa’s Food Culture for the future
-Come Taste and Share !

<動画に込めた想い>
・日本へ行くこと・行き先に悩んでいる海外のZ 世代へ、金沢に観光に行くことの後押しになりたい。
・動画を見ることで「同世代=Z 世代」への共感を促し、金沢に「行きたい」と思える行動目的が生まれるようにする。

<こだわり>
・「金沢の食文化=郷土料理+食材+食器+しつらえ+おもてなし」など、食だけでなく歴史が積み重なった総合的な文化を伝える。そのために動画内容は、ワンデイトリップにし、同世代としての共感、体験としての共感を促す。
そのために動画内容は、ワンデイトリップにし、同世代としての共感、体験としての共感を促す。
・表現方法は、旅行を記録するVlog 動画。実際に1日で巡ることができるプランを組みスポットを巡り、事業者様の思いに触れる中で、金沢そして日本の「食」の本質に迫り、この文化を未来へ伝えていく。

参加事業者

金沢まいもん寿司様、やちや酒造様、中田屋様、つば甚様

審査員コメント

Vlog形式が面白いと感じる動画でした。一つひとつが具体的に紹介されているため分かりやすかったです。また作り手のインタビューも入っているため、ただ面白い分かりやすい動画ではなく、伝えたいことが伝わる動画になっていることも良かったです。
牧野 友衛(一社)メタ観光推進機構 代表理事
日本政府観光局(JNTO)デジタル戦略アドバイザー

金沢加賀2班

Traditional town rooted in SAMURAI culture -The best place to visit in Japan-
武家文化が根付く伝統的な町

~伝統の進化を、この場所で。~

<動画に込めた想い>
金沢・加賀には伝統に固執せず、常に変化していこうとするスタイルが根強く存在している。
その進化が起きている場所に、実際に足を運んで体感して欲しいと呼びかけるようなニュアンスをこめて制作した。

<こだわり>
・金沢・加賀には京都のしなやかな公家文化と合わせて、力強い武家文化が強く根付いていることを表現した。
・伝統的な文化を進化させながら時代に適応させていることを伝えた。

参加事業者

金沢まいもん寿司様、GATOMIKIO様、箔一様

審査員コメント

金沢の文化を他の地域と比較することで、加賀の文化の特徴である、力強さを浮き出して伝えることができていたと思います。日本の伝統文化そのものの良さや、が伝統文化が今のスタイルに合わせて進化していることが伝わる動画でした
白坂 成功慶應義塾大学

Cool Japan Movie Contest

クールジャパン動画制作コンテスト
~身の回りの日本の魅力を見つけよう~

【日常編】あなたが日常で感じる日本の魅力を海外に発信せよ

Grandprix グランプリ

作品名
下を向いていても幸せな国「日本」

審査員コメント

外国人目線で作られていることが素晴らしく、コンテンツ性の高さが印象的でした。日本人が理解できないところまで埋め込まれた素晴らしい作品で、最初はムーディーな音楽で始まり、途中で「あれ?」とびっくりし、最後に爆笑させるような工夫がされていて、インパクトが強く独自性に溢れた作品だと思います。

コチュ・オヤ
株式会社Oyraa 代表取締役社長

受賞者コメント

私にとって初めての動画制作であり、新たな挑戦となりました。 取り組む中で最も重視したことは見る人の目線に立つことと日本の当たり前を伝えることの2点です。今回の経験で、動画制作を通して物事を伝える難しさを感じたとともに、その可能性と楽しさを実感できました。

Second Grand Prix 準グランプリ

作品名
TOKYO UNDERGROUND
-Anyone Can Go Anywhere-

審査員コメント

海外の方からみれば、地下鉄は難しかったり、ネガティブな面もあるなかで1分間の中でポジティブに変える力があり、価値ある作品だと感じます。地下から地上に上げていく表現の仕方も素晴らしく、地下鉄の利便性も伝えることができ、音楽も引き込ませるようなスタイリッシュさがありました。

沢登 次彦
株式会社リクルート じゃらんリサーチセンター センター長

受賞者コメント

テーマは僕たち高校生が学生生活を送る中で何が魅力かを考えた時に、誰でもどこでも行ける地下鉄だと思い、地下鉄をテーマにしました。BGMはノリノリで聴けるアップテンポな音楽にし、フォントや像の順番なども工夫しながら、動画を見ていて楽しめるようにこだわりました。

Second Grand Prix 準グランプリ

作品名
日本の日常に潜む温かさ
”tsutsumu”

審査員コメント

いろんな種類の”包む”が出てきて良かったです。最後に漢字の”包む”が出てきたのが一番印象的でメッセージが伝わってきました。今まで包むことを意識していなかったですが、この作品を通じて色々気付かされました。最後に赤ちゃんを”包む”を持ってきたことも温かみが増して良かったです。

大槻 祐依
株式会社FinT 代表取締役

受賞者コメント

留学生と関わっている時におにぎりのラッピングに感動している方がいて、当たり前じゃないことに気づき、個包装やプレゼントなどラッピング文化はすごいことなんだと思い、動画にしました。調べていくと包む漢字の語源を知り、コンテンツを考えるなどの工夫をしました。

Special Jury Award 審査員特別賞

作品名
EVERYDAY EVERYWHERE EVERYDRINK

審査員コメント

コンテンツ性の高さに加え、音楽や映像の作り方などクリエイティブ性も良かったです。ドリンクや登場人物のバラエティさがあれば、さらに魅力的な動画になったのではないかと思いました。

コチュ・オヤ
株式会社Oyraa 代表取締役社長

受賞者コメント

大学で留学生と関わる中ですぐに飲み物が手に入る自動販売機はすごいと聞き、これまではすごいことだと意識していなかった自動販売機を動画の題材として選びました。構成やキャッチコピーなど、より魅力が伝わるよう工夫しました。

【地元・地域編】 あなたの地元や住んでいる地域の魅力を海外に発信せよ

Grandprix グランプリ

作品名
異世界へご案内 高尾山リフト
Mt. Takao Lift Welcome to illusion

審査員コメント

すごくバランスのよい素敵な動画だと思いました。ハスキーボイスが印象的でもっと聴きたくなりましたし、また、魅力を五感を通じて感じられるような、何度も見たくなる動画でした。まさにいろんな日本のコンテンツをこのような形でどんどん発信できるといいなと思います。

コチュ・オヤ
株式会社Oyraa 代表取締役社長

受賞者コメント

初めてリフトに乗った時の高揚感をぜひ知ってもらいたい、乗りたいと思ってもらえるように作りました。一番大変だったことは動画使用許可を得ることです。10箇所以上申請したのですが、中には断られたものもあり、難しかったです。日本の魅力発信に貢献して、より高尾山リフトに関心を持ってもらえると嬉しいです。

Second Grand Prix 準グランプリ

作品名
山車が奏でる地域の伝統と誇り

審査員コメント

日本の魅力の一つであるお祭りの伝統がすごく分かる作品でした。迫力を表現するために色々な角度で見せたのが良かったです。ディティールにこだわっているところがたくさん見られ、メッセージや動画の工夫があり、飽きずに楽しく見ることができました。

大槻 祐依
株式会社FinT 代表取締役

受賞者コメント

地元の文化を伝えるとともに、見たことがないような映像を作りたいと思って挑みました。前半はレトロスタイルで歴史と誇りを表現し、後半は新鮮な映像にしてこれから先も続いていくんだよということを伝えたかったです。

Special Jury Award 審査員特別賞

作品名
自然が豊かなまち
秋田県での学生生活

審査員コメント

動画のような生活への憧れや懐かしさなど、共感の接点が多かった動画でした。何度も日本に来たことがあり、日本の暮らしやもっとディープに知りたい外国人には特に心を掴んで秋田に行く流れを作れるのではないかと思うので、どんどん発信していけるといいなと思います。

沢登 次彦
株式会社リクルート じゃらんリサーチセンター センター長

受賞者コメント

私が伝えたい秋田の魅力は自然の豊かさで、都会と比べて秋田は人が少なくて自然災害もあり問題はありますが、裏を返せば人との距離感や助け合い精神があります。自然の豊かさや人の距離感をシンプルに伝えられるような動画にしました。