クールジャパン動画制作プログラム|クールジャパン動画制作コンテスト
Cool Japan Movie Program
~地域の魅力を海外に発信せよ~
Spread out the Epic Ground of Water東川 -
水に込められた想い
<動画に込めた想い>
水に生かされているという日本人の感覚、水にこだわる点をクールだと感じてほしいと考え、水というテーマにこだわった。
<こだわりのポイント>
・色々な表情の水を撮影し、スローモーションや音のみの使用など多様な表現をした。
・オープニングではナレーションを用いて叙情詩的な表現で扱った。
・それぞれの事業者にとって「水とは」をフレーズで切り取った。
・水と共にある仕事の様子を「寄り」で表現した。
Touching Higashikawa
~feel and encounter the stimulating town~
<込めた想い>
東川米を食べたいと思ってほしい
(Touching…出会う、感じる 「東川に生きる人の心や豊かな自然に触れて五感を研ぎ澄ます」)
<こだわり>
・「写真の町」なので全編に写真を入れ込み、動画で伝わる魅力と写真で伝わる魅力の両方を意識した。
→動画で伝わる魅力と写真で伝わる魅力の両方を意識
・冷たい水。田んぼの土や木の匂い。自然の音。田園風景。お米の味に着目した。
・東川町の大自然は、「触・匂・視・味・聴」といった「五感」を研ぎ澄ますため、「水を触るカット」「湯気カット」など感覚に迫るカットを入れた。
→動画を通して、東川で生きる人たちの魅力、豊かな自然に触れて、東川町に興味を持ってほしい。
Minamisanriku Miyagi
Moai “Living for the Future”
-The Symbol of Friendship and Disaster Prevention in Minamisanriku-
南三陸が教えてくれた「モアイ」の意味 〜未来に生きる〜
<動画に込めた想い>
・現地に行ったからこそ気づいた魅力を伝えることで、南三陸に興味を持ち、来てもらいたい。
・震災を過去の出来事として終わらせず、これからの自分はどう生きるかを考えるきっかけにしてほしい。
<こだわりのポイント>
・過去と現在、そして未来(自然との共存)という流れ を意識した。
・リアルな声を多く使うことで南三陸の人の暖かさを伝えた。
・あえて写真を多く使うことで時が止まった様子を表現した。
流転(るてん)
<動画に込めた想い>
・震災の経験を通して、日常が永遠ではないことを知っているし、変わらないものは何もない(流転)ことを理解している。だからこそ、それを尊び、日々必死に生きる地域の方々の姿勢を伝えたい。
<こだわりのポイント>
・南三陸の方々から感じた、生きることへの思慮深さや、そこから派生する温かみを表現した。
・自然の脅威と向き合い、同時に恩恵を受けながら生きる南三陸の人々の姿を、日本的な死生観と関連付けた。
Kanazawa Ishikawa
Kanazawa Food Trip : A Taste of Tradition
〜金沢ワンデイトリップ~伝統を「食」から味わう〜
Preserving Kanazawa’s Food Culture for the future
-Come Taste and Share !
<動画に込めた想い>
・日本へ行くこと・行き先に悩んでいる海外のZ 世代へ、金沢に観光に行くことの後押しになりたい。
・動画を見ることで「同世代=Z 世代」への共感を促し、金沢に「行きたい」と思える行動目的が生まれるようにする。
<こだわり>
・「金沢の食文化=郷土料理+食材+食器+しつらえ+おもてなし」など、食だけでなく歴史が積み重なった総合的な文化を伝える。そのために動画内容は、ワンデイトリップにし、同世代としての共感、体験としての共感を促す。
そのために動画内容は、ワンデイトリップにし、同世代としての共感、体験としての共感を促す。
・表現方法は、旅行を記録するVlog 動画。実際に1日で巡ることができるプランを組みスポットを巡り、事業者様の思いに触れる中で、金沢そして日本の「食」の本質に迫り、この文化を未来へ伝えていく。
Traditional town rooted in SAMURAI culture -The best place to visit in Japan-
武家文化が根付く伝統的な町
<動画に込めた想い>
金沢・加賀には伝統に固執せず、常に変化していこうとするスタイルが根強く存在している。
その進化が起きている場所に、実際に足を運んで体感して欲しいと呼びかけるようなニュアンスをこめて制作した。
<こだわり>
・金沢・加賀には京都のしなやかな公家文化と合わせて、力強い武家文化が強く根付いていることを表現した。
・伝統的な文化を進化させながら時代に適応させていることを伝えた。
Cool Japan Movie Contest
~身の回りの日本の魅力を見つけよう~
【日常編】あなたが日常で感じる日本の魅力を海外に発信せよ
Grandprix グランプリ
審査員コメント
外国人目線で作られていることが素晴らしく、コンテンツ性の高さが印象的でした。日本人が理解できないところまで埋め込まれた素晴らしい作品で、最初はムーディーな音楽で始まり、途中で「あれ?」とびっくりし、最後に爆笑させるような工夫がされていて、インパクトが強く独自性に溢れた作品だと思います。
受賞者コメント
私にとって初めての動画制作であり、新たな挑戦となりました。 取り組む中で最も重視したことは見る人の目線に立つことと日本の当たり前を伝えることの2点です。今回の経験で、動画制作を通して物事を伝える難しさを感じたとともに、その可能性と楽しさを実感できました。
Second Grand Prix 準グランプリ
-Anyone Can Go Anywhere-
審査員コメント
海外の方からみれば、地下鉄は難しかったり、ネガティブな面もあるなかで1分間の中でポジティブに変える力があり、価値ある作品だと感じます。地下から地上に上げていく表現の仕方も素晴らしく、地下鉄の利便性も伝えることができ、音楽も引き込ませるようなスタイリッシュさがありました。
受賞者コメント
テーマは僕たち高校生が学生生活を送る中で何が魅力かを考えた時に、誰でもどこでも行ける地下鉄だと思い、地下鉄をテーマにしました。BGMはノリノリで聴けるアップテンポな音楽にし、フォントや像の順番なども工夫しながら、動画を見ていて楽しめるようにこだわりました。
Second Grand Prix 準グランプリ
”tsutsumu”
審査員コメント
いろんな種類の”包む”が出てきて良かったです。最後に漢字の”包む”が出てきたのが一番印象的でメッセージが伝わってきました。今まで包むことを意識していなかったですが、この作品を通じて色々気付かされました。最後に赤ちゃんを”包む”を持ってきたことも温かみが増して良かったです。
受賞者コメント
留学生と関わっている時におにぎりのラッピングに感動している方がいて、当たり前じゃないことに気づき、個包装やプレゼントなどラッピング文化はすごいことなんだと思い、動画にしました。調べていくと包む漢字の語源を知り、コンテンツを考えるなどの工夫をしました。
Special Jury Award 審査員特別賞
審査員コメント
コンテンツ性の高さに加え、音楽や映像の作り方などクリエイティブ性も良かったです。ドリンクや登場人物のバラエティさがあれば、さらに魅力的な動画になったのではないかと思いました。
受賞者コメント
大学で留学生と関わる中ですぐに飲み物が手に入る自動販売機はすごいと聞き、これまではすごいことだと意識していなかった自動販売機を動画の題材として選びました。構成やキャッチコピーなど、より魅力が伝わるよう工夫しました。
【地元・地域編】 あなたの地元や住んでいる地域の魅力を海外に発信せよ
Grandprix グランプリ
Mt. Takao Lift Welcome to illusion
審査員コメント
すごくバランスのよい素敵な動画だと思いました。ハスキーボイスが印象的でもっと聴きたくなりましたし、また、魅力を五感を通じて感じられるような、何度も見たくなる動画でした。まさにいろんな日本のコンテンツをこのような形でどんどん発信できるといいなと思います。
受賞者コメント
初めてリフトに乗った時の高揚感をぜひ知ってもらいたい、乗りたいと思ってもらえるように作りました。一番大変だったことは動画使用許可を得ることです。10箇所以上申請したのですが、中には断られたものもあり、難しかったです。日本の魅力発信に貢献して、より高尾山リフトに関心を持ってもらえると嬉しいです。
Second Grand Prix 準グランプリ
審査員コメント
日本の魅力の一つであるお祭りの伝統がすごく分かる作品でした。迫力を表現するために色々な角度で見せたのが良かったです。ディティールにこだわっているところがたくさん見られ、メッセージや動画の工夫があり、飽きずに楽しく見ることができました。
受賞者コメント
地元の文化を伝えるとともに、見たことがないような映像を作りたいと思って挑みました。前半はレトロスタイルで歴史と誇りを表現し、後半は新鮮な映像にしてこれから先も続いていくんだよということを伝えたかったです。
Special Jury Award 審査員特別賞
秋田県での学生生活
審査員コメント
動画のような生活への憧れや懐かしさなど、共感の接点が多かった動画でした。何度も日本に来たことがあり、日本の暮らしやもっとディープに知りたい外国人には特に心を掴んで秋田に行く流れを作れるのではないかと思うので、どんどん発信していけるといいなと思います。
受賞者コメント
私が伝えたい秋田の魅力は自然の豊かさで、都会と比べて秋田は人が少なくて自然災害もあり問題はありますが、裏を返せば人との距離感や助け合い精神があります。自然の豊かさや人の距離感をシンプルに伝えられるような動画にしました。