クールジャパン モデル事例

CASE STUDY

  • 100年を超える腕時計づくりへの情熱と伝統を継承。 多彩な伝統工芸とタッグを組み、日本の美意識を世界へ。

    南関東

    34 100年を超える腕時計づくりへの情熱と伝統を継承。 多彩な伝統工芸とタッグを組み、日本の美意識を世界へ。

    2021年に創業140周年を迎えた、日本を代表するウオッチブランド・セイコー。その起源は、1881年に服部金太郎が始めた服部時計店に遡ります。1892年には時計工場「精工舎」を設立し、1913年、国産初の腕時計“ローレル”を発表しました。以来、数多くの世界初、日本初の商品を生み出しています。 グランドセイコー、キングセイコー、プロスペックス、アストロン、5スポーツ、ルキアなどのブランドを展開する中で、近年、日本だけでなく海外からも注目と称賛を集めるブランドがあります。それは、フランス語で予感や予兆の意味を持つ“プレザージュ(PRESAGE)”。セイコーの長い歴史と日本の美意識を融合することにより、豊かな時を愉しんでほしいという『多くの人たちの想い』が込められた、機械式腕時計ブランドです。日本のモノづくりの歴史、伝統、英知が集結したプレザージュの誕生から現在まで、背景に流れるリアルなストーリーをお届けします。

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  • グローバル市場における日本コンテンツ産業の可能性

    南関東

    33 グローバル市場における日本コンテンツ産業の可能性

    2024年6月に決定した「新たなクールジャパン戦略」では、2033年までに「食・食文化」、「コンテンツ」「ファッション・化粧品」「インバウンド」の4つの領域で、外国人消費額で50兆円(輸出・インバウンドを含む)を目標に掲げており、中でも「コンテンツ」の目標は20兆円と期待が高い領域です。アニメ、漫画、ゲームなど海外で高い評価を得ている日本のコンテンツ産業。今後の成長戦略や課題、海外展開の成功の要因などついて、エンタメ社会学者中山氏にお聞きしました。

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  • 200年以上続く「鎚起銅器」の技術を活かし、 世界から評価されるブランドに育てた7代目の改革。

    北関東

    32 200年以上続く「鎚起銅器」の技術を活かし、 世界から評価されるブランドに育てた7代目の改革。

    全国有数の「ものづくりのまち」として知られている新潟県燕市。江戸時代から金属加工業が発展し、伝統的な技術が今も受け継がれています。玉川堂の創業は1816年。一枚の銅板を鎚で打ち起こしながら器を作り上げる鎚起銅器(ついきどうき)の老舗です。2003年よりフランクフルトなど国際見本市への出展を足掛かりに、海外展開を開始、LVMHグループのシャンパーニュ メゾン「KRUG(クリュッグ)」とコラボしたワインクーラーは世界から大きな注目を集めました。現在、売上の90%が直営店、その50%は訪日外国人(インバウンド)による購入と、国内外の多くのお客様を魅了しています。伝統技術を守るために改革を続ける玉川堂の取り組みは、既成概念にとらわれず、自分たちの信じた道を進む覚悟が貫かれていました。

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  • 40年以上培ってきた『目利き力』×地域とのタッグで、 伝統的な日本文化や地域の魅力を編集・発信する!

    南関東

    31 40年以上培ってきた『目利き力』×地域とのタッグで、
    伝統的な日本文化や地域の魅力を編集・発信する!

    1976年に誕生したBEAMSは、創業以来アパレルはもちろんのこと、インテリア、雑貨、家具など、ライフスタイル全般を提案するセレクトショップとして日本中に多大な影響を与え続けています。そんなBEAMSが、これまで培ってきた『目利き力』を活かして日本の「モノ」や「コト」の魅力を世界に発信するべく2016年にスタートしたのがBEAMS JAPAN。そしてBEAMS JAPANから発展し、国内の名所・景勝地など魅力ある地域で、地元事業者とタッグを組みながら土産物開発や店舗運営を行う地域共創型の出店プロジェクトが、今回の主役である<BEAMS JAPAN GATE STORE>です。 日本が持つ地域の魅力は、BEAMSというフィルターを通してどのように生まれ変わったのか? 外国人の目にはどのように映っているのか? あなたがまだ知らない日本のモノ・コトの魅力を発見できるかも知れません。

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  • 古代米、酵母、発酵。 日本の伝統技術・素材を科学の力で新しい価値に。

    近畿

    30 古代米、酵母、発酵。 日本の伝統技術・素材を科学の力で新しい価値に。

    株式会社シロクは「もっと、つくる。ずっと、のこる。」をミッションに、Webサービス事業、プロダクト事業を展開。2017年にリリースした「N organic(エヌオーガニック)」は、20代~40代の女性に大人気のスキンケアブランドとなっています。次にシロクが目指すのは海外展開。古くから日本で受け継がれてきた技術、文化を世界へ発信したい、長く愛されるブランドを作りたいと考え、着目したのが「発酵」。原料探しからスタートし4年の歳月をかけて2023年10月にリリースしたのが「FAS(ファス)」。発酵Fermentationと科学Scienceと名付けられた発酵エイジングケアブランドです。シロクの想いと情熱がつないだ各領域のプロフェッショナルとの出会いで作り上げられた「FAS」。リリースから1年、フラッグシップ「京都東山店」の2割はインバウンドのお客様。作り手の想いは確実に世界へ届きはじめています。

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  • 日本の文化は『ファンタジー』。 世界から注目される JAPAN ANIMEの 過去・現在・未来。

    南関東

    29 日本の文化は『ファンタジー』。
    世界から注目される
    JAPAN ANIMEの
    過去・現在・未来。

    日本で本格的なアニメーション制作がスタートしたのは、1960年代。その後、1980年代~1990年代にかけて、現在まで受け継がれる誰もが知るような作品が次々に生まれ、マス・メディアが「アニメブーム」と報道するほど高い人気を獲得しました。同じ頃から北南米・東南アジア・ヨーロッパなどでも日本のアニメ作品が放映され、グローバルマーケットにおいても“JAPAN ANIME”としての認知度を高めていくことになります。 そうした日本アニメーションの隆盛期から伝説的作品、有名作品、著名監督やスタッフなどと深く関わってきたのが、アニメーションスタジオTRIGGER代表取締役社長の大塚雅彦さんです。よりオリジナル性にこだわるため、そしてファンとの交流を深めていきたいとの想いで、所属していたスタジオの仲間3人と共に2011年、TRIGGERを設立。2013年に制作した『リトルウィッチアカデミア』は、海外のファンから絶賛されました。スタジオ時代から海外マーケットと熱心なファンの存在を意識していたという大塚さん。アニメ作りを何よりも愛する大塚さんが語る、JAPAN ANIMEの過去・現在・未来とは?

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  • 国境を越え、官民一体となった試み。 世界を魅了するナイトアクティビティが阿寒湖の森に誕生。

    北海道

    28 国境を越え、官民一体となった試み。 世界を魅了するナイトアクティビティが阿寒湖の森に誕生。

    2019年7月。阿寒摩周国立公園を舞台にした、世界初となる体験型ナイトウォーク「カムイルミナ」がスタートしました。アイヌの叙事詩に基づくストーリーが最新のデジタル技術で表現され、参加者は阿寒の森を歩きながら、自然と共生してきたアイヌの文化を体験します。2023年に行った出口調査では、参加者の92%が満足という高い評価。これまでインバウンドの多数を占めた台湾からの観光客に加え香港、マレーシアやヨーロッパからのお客様も増えています。「カムイルミナ」の誕生は、立場も国も違う多くのステークホルダーたちが、阿寒温泉を世界一の温泉地にするために取り組んできたストーリーでもあります。

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  • 世界市場で、“蚊帳の外”からの挑戦。 日本のアドベンチャーツーリズムの未来を切り拓く。

    北海道

    27 世界市場で、“蚊帳の外”からの挑戦。 日本のアドベンチャーツーリズムの未来を切り拓く。

    観光の高付加価値化を実現するツーリズムとして世界で注目が高まっている「アドベンチャートラベル(AT)」。「アクティビティ」「自然」「文化体験」のうち2つ以上で構成される旅行と定義され、体験を通じて地域の人々との触れ合いを楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知る旅行のスタイルです。欧米豪の富裕層を中心に市場が拡大。日本アドベンチャーツーリズム協議会によれば、北南米・欧州・豪州の主要地域では、それぞれの国内市場を除く海外におけるアドベンチャーツーリズムの消費額だけで推計6,830億ドル(日本円約76.5兆円)ともいわれています。日本のATを牽引してきたのが、鶴雅グループ。世界へ日本のATの魅力を発信すると同時に、2018年「鶴雅アドベンチャーベースSIRI」を開業。阿寒でしか体験できないATをつくり、お客様の心を惹きつけ続けており、開業から6年でリピーター率45% 、メインターゲットとした欧米豪客の獲得を年々伸ばすなどの成功を収めています。

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  • 「ユニークな技術・埋もれた資源×デザイン」を武器とした商品開発。   日本の四季を海外へ届ける新たなビジネスの戦略とは。

    南関東

    26 「ユニークな技術・埋もれた資源×デザイン」を武器とした商品開発。 日本の四季を海外へ届ける新たなビジネスの戦略とは。

    ラテン語で“三位一体“の意味を持つ株式会社TRINUSは、「価値ある資源を現代の暮らしへ」というミッションを掲げるD2Cブランド。日本のユニークな技術や埋もれた資源+デザイン+エンドユーザーの3つをとりなし、新しい価値を創造し続けてきました。中でも2017年に発売された『花色鉛筆』は、デザイン性やオリジナル性が高く評価され、日本で話題になると同時に、海外からも大きな注目を集めるヒット商品となっています。その後も様々な商品を開発しながら、自社ならではのブランド確立を目指しているTRINUS。これまでのビジネスで得たものとは何か? そして「日本の四季」を海外へ届ける新たなビジネスの戦略とはどんなものか? そこにはたくさんのヒントやノウハウがありました。

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  • 「落としても壊れない時計」。それはやがて、 世界に誇る「G-SHOCK」というブランドへと駆け上がった。

    南関東

    25 「落としても壊れない時計」。
    それはやがて、 世界に誇る
    「G-SHOCK」という
    ブランドへと駆け上がった。

    今から40年以上前の1981年。企画書に書かれた「落としても壊れない丈夫な時計」という一行から、現在まで受け継がれるG-SHOCKの壮大な物語がスタートしました。その開発者はG-SHOCKの生みの親であり、世界中のファンから「Father of G-SHOCK」として知られる伊部菊雄さん。そして約2年にわたる試行錯誤の末、1983年4月12日に記念すべきファーストモデルであるDW-5000Cが店頭に並んだのです。 その後、1990年代後半には日本中で熱狂的なG-SHOCKの大ブームが巻き起こったものの、ブームの終息と共に低迷期へ。そして、「耐衝撃性(タフネス)」を核とした原点回帰を目指しながら、グローバルなマーケティングで一躍“クールな”ブランドへと変貌を遂げました。10代~60代までの幅広いファン層を持ち、ライフスタイルブランドという新たな成長を目指すG-SHOCK。日本発の小さなプロダクトが、いかにして世界に誇るブランドへと駆け上がったのか。その戦略と秘密を探ります。

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