クールジャパン モデル事例

CASE STUDY

  • 藍と共に暮らす日常。 徳島が描く“ジャパンブルー”の新たなストーリー。

    中国

    24 藍と共に暮らす日常。
    徳島が描く“ジャパンブルー”の
    新たなストーリー。

    • #日本の歴史・伝統文化
    • #体験
    • #海外展開

    世界からジャパンブルーと称賛される鮮やかな「藍色」。藍染めに用いられる植物は世界中に広く分布し、その起源は約4,000年前の古代エジプトにまで遡ります。日本では万葉集で藍に関する句を見ることができ、奈良・平安時代から藍染めが広がったと考えられています。<br>藍は、一般的にジーンズなどに使用される「インディゴ」という名称でも知られていますが(現在はそのほとんどが合成インディゴで、天然のインディゴによる藍染は少数)、徳島の藍は今でもその多くが天然の染料です。また、徳島県では藍は染料だけではなく、実は古くから食としても親しまれてきました。「藍職人は病気知らず。藍食人は疲れ知らず」と言われ、その栄養価や機能性から近年ではスーパーフードとしても大きな注目を集めているのです。そうした藍の持つ可能性を多面的な視点から捉え直した、新しい世代によるムーブメントが、徳島県から続々と生まれています。

    • #日本の歴史・伝統文化
    • #体験
    • #海外展開
    詳細を見る
  • 先取の精神で、薩摩焼酎を世界へ。―薩摩

    九州

    18 先取の精神で、薩摩焼酎を世界へ。―薩摩

    • #生産者
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #農業
    • #地産地消
    • #海外展開
    • #酒

    鹿児島県南さつま市の「竹屋神社」は、祀られる神々の物語が鹿児島の焼酎の誕生と発展を予言したことから「焼酎神社」と呼ばれています。鹿児島は高温多湿で台風が多く、シラス台地の影響で米が育たず日本酒造りには向かない土地でした。 そのような中、江戸時代中期・薩摩藩の時代、サツマイモの伝来と共にこの地の酒文化として芋焼酎造りが盛んになります。以来、地理的に不利な条件を「蒸留技術」「黒麹」など海外の技術を取り入れることで克服し、独自の蒸留酒である芋焼酎を造りあげました。 薩摩藩は幕末に、日本の近代化を牽引した人材を多く輩出した地域。前例にとらわれることなく新しい時代をつくるため、困難な課題に果敢に挑戦する「先取の精神」が根付いています。個性豊かなそれぞれの蔵の挑戦、地域一体となった取り組みが、今も薩摩焼酎の魅力を世界へ広めています。

    • #生産者
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #農業
    • #地産地消
    • #海外展開
    • #酒
    詳細を見る
  • 蔵元の情熱と戦略が、球磨焼酎の未来を築く。 ―人吉球磨

    九州

    17 蔵元の情熱と戦略が、球磨焼酎の未来を築く。 ―人吉球磨

    • #料亭・レストラン
    • #日本の自然
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #海外展開
    • #酒
    • #地域活性

    「球磨焼酎」は、WTOで地理的表示が認められている産地指定の焼酎の一つ。その産地である人吉球磨は熊本県南部の東西40km、南北10km の細長い盆地にあります。周囲を九州山地に囲まれ、日本三大急流の一つである球磨川が中央を流れ「日本でもっとも豊かな隠れ里」と称される場所。この細長い盆地に27の焼酎蔵が集中しているのは全国でも珍しく、それぞれの蔵が500年続いてきた米焼酎の伝統を引き継ぎ、自社の蔵の特徴・魅力を最大限に活かした個性あふれる焼酎を次々と造りだしています。 明治時代は日本酒の4倍もするほど高いお酒だった球磨焼酎。その価値の向上に向けた、経営者たちの取組も球磨焼酎の魅力の一つです。

    • #料亭・レストラン
    • #日本の自然
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #海外展開
    • #酒
    • #地域活性
    詳細を見る
  • 『SUSHI×TECHNOLOGY』で、世界に。金沢から食文化の未来を拓く

    北陸

    16 『SUSHI×TECHNOLOGY』で、世界に。金沢から食文化の未来を拓く

    • #料亭・レストラン
    • #生産者
    • #テクノロジー
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #漁業
    • #地産地消
    • #海外展開
    • #地域活性
    • #海の日本

    加賀百万石の歴史と文化を肌で感じられる兼六園、金沢城、長町武家屋敷跡。そして日本海の海の幸を味わう食文化で知られるのが北陸の地・石川県金沢市。「高級回転寿司・グルメ系回転寿司」のトップランナーとして多くのメディアで取り上げられ、絶大な人気を誇る“金沢まいもん寿司”は、2000年に金沢市で誕生しました。 金沢まいもん寿司を運営する株式会社エムアンドケイは、今、金沢を舞台として、日本の食文化=SUSHIの可能性を世界中へ拡大しようとしています。金沢まいもん寿司の先を見据える独自の戦略――それは、日本だけでなく、世界中の「食」に大きな影響を与える可能性を持っています。

    • #料亭・レストラン
    • #生産者
    • #テクノロジー
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #漁業
    • #地産地消
    • #海外展開
    • #地域活性
    • #海の日本
    詳細を見る
  • 4代目・女性杜氏が醸し出す多彩な味わいが、広島杜氏の伝統・技術を未来へつなぐ

    中国

    12 4代目・女性杜氏が醸し出す多彩な味わいが、広島杜氏の伝統・技術を未来へつなぐ

    • #生産者
    • #テクノロジー
    • #ガストロノミー・カリナリー
    • #日本の自然
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #農業
    • #地産地消
    • #海外展開
    • #発酵
    • #酒
    • #地域活性

    広島杜氏の郷、安芸津。瀬戸内海に面し、江戸時代は広島藩の酒米の積出港として栄えた場所です。ここに、世界に影響を与えた100名の女性を選出する「BBC's 100 Women 2020」に日本人で唯一選ばれた杜氏 今田美穂さんが営む今田酒造本店があります。男性社会といわれてきた日本酒造りの世界で数少ない女性であるという功績、そして小規模な酒蔵ながら、3割を海外へ輸出し、日本酒の魅力を海外へ発信し続けていることが選出の理由でした。100年以上前に途絶えた最古の酒米の在来種である「八反草(はったんそう)」を復活させた「富久長」、牡蠣とのペアリングをイメージしたレモンのような酸味が特徴の「海風土」、日本酒の仕込み水の代わりに先代杜氏が残した吟醸を使った「レガシー」など個性的な味を生み出し、広島杜氏のストーリーと共に日本酒の魅力を世界へ発信しています。

    • #生産者
    • #テクノロジー
    • #ガストロノミー・カリナリー
    • #日本の自然
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #農業
    • #地産地消
    • #海外展開
    • #発酵
    • #酒
    • #地域活性
    詳細を見る
  • 歴史と伝統を紡ぐ「虎屋」の目指す未来

    北関東

    11 歴史と伝統を紡ぐ「虎屋」の目指す未来

    • #料亭・レストラン
    • #生産者
    • #日本の自然
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #農業
    • #海外展開

    創業の室町時代後期から500年の長きにわたり、日本の和菓子の歴史と文化の伝承を担ってきた「虎屋」は、日本のみならず世界にもその名を知られる老舗です。後陽成天皇の御在位中(1586~1611)より御所の御用を始め、古くから「虎屋」を愛するお客様の要望に応える一方、海外進出や、その味わいや魅力をより広く知ってもらうための新しい和菓子の展開も行ってきました。 「虎屋を継ぐこと」を目標に、高校時代からアメリカへ留学し、和菓子の製造現場やパリ店での勤務、他社での貿易業務等の学びなど数多くの経験を積み、2020年に満を持して社長に就任した18代・黒川光晴氏に「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」という経営理念をはじめ、老舗ならではの伝統の継承や、将来を見据えた攻めの戦略など、様々な取り組みについて語っていただきました。

    • #料亭・レストラン
    • #生産者
    • #日本の自然
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #農業
    • #海外展開
    詳細を見る
  • 最後の成長市場アフリカで、干しいもを輸出事業に育てる

    海外拠点

    10 最後の成長市場アフリカで、干しいもを輸出事業に育てる

    • #生産者
    • #テクノロジー
    • #日本の食文化
    • #海外展開

    近年、素朴な味わいと健康食品としての価値が再評価され、人気が高まっている干しいも。実は江戸時代から作られており、約200年もの技術の蓄積があります。東アフリカ・タンザニアのMatoborwa(マトボルワ)社は、茨城県の老舗㈱照沼の協力を得て、干しいもを新しい輸出産業にすべく奮闘中。成功の鍵は日本の専用品種「タマユタカ」の導入と、それを現地の契約農家と二人三脚で栽培する体制づくりです。遠く離れた日本とタンザニア、それぞれ独自に発展してきた干しいもづくりが、今結び付いて新しい事業になろうとしています。アフリカのアグリビジネス、および食品加工事業について、これまでの経緯と今後の成長可能性を、長谷川代表にお話いただきました。

    • #生産者
    • #テクノロジー
    • #日本の食文化
    • #海外展開
    詳細を見る
  • 必要なのは編集力

    中国

    9 必要なのは編集力

    • #料亭・レストラン
    • #DX(デジタル)・SNS
    • #日本の食文化
    • #体験
    • #海外展開

    欧米、アジアなど世界中に“コナモン文化”を発信しソースを輸出するオタフクソース。対面営業で販路を開拓してきましたが、コロナ禍においてその営業手法が奪われました。海外営業部部長の洪輝星さん率いるチームは「現地の人とつながらなければ生き残れない」と奮起、オンライン料理教室やYouTube配信を行い新規販路を開拓、海外売り上げ前年比1.4倍を達成。成功の裏にはコンテンツ制作を起点とし海外の販路開拓を支援するTSSプロダクションとの強力なタッグがあったといいます。地方の企業であってもメディアを活用すれば現地の小売店や消費者とダイレクトにつながり販路を開拓できる。ローカル企業が達成した成功事例とは。

    • #料亭・レストラン
    • #DX(デジタル)・SNS
    • #日本の食文化
    • #体験
    • #海外展開
    詳細を見る
  • 地産地消の醤油づくりを、世界に伝承

    南関東

    8 地産地消の醤油づくりを、世界に伝承

    • #生産者
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #海外展開
    • #発酵

    「創業170年のベンチャー」。 ホームページでも目を惹く、ちば醤油のコーポレートメッセージです。 創業は1854年。江戸時代から170年間使い続ける木桶で、時間をかけて醸造する伝統的な木桶仕込みの醤油醸造を守ってきました。伝統を継承する一方で、現社長の飯田恭介さんは、常に新しい取り組みを行っています。 醤油メーカーは現在、日本に1150社ほど。大手企業6社で約60%の売上を占め、それに続く準大手9社を加えると上位15社で、約75パーセントを占める寡占業界です。大手、準大手と同じことをやっていては私たちに成長はないという強い危機感を、飯田社長は抱いていました。その打開策の一つとして昭和60年代から、本格的な海外進出事業に挑戦したのです。

    • #生産者
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #日本の食文化
    • #海外展開
    • #発酵
    詳細を見る
  • 蔵人になれるまち。 酒蔵での本物の酒造りに参加できる新しい酒蔵ツーリズムが、 日本酒の価値を向上させる

    北関東

    7 蔵人になれるまち。 酒蔵での本物の酒造りに参加できる新しい酒蔵ツーリズムが、 日本酒の価値を向上させる

    • #宿・ホテル
    • #生産者
    • #まちづくり
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #体験
    • #海外展開
    • #酒
    • #地域活性

    創業330年の酒蔵の敷地内に滞在し、酒造りが体験できる世界唯一の日本酒ツーリズムがあります。長野県佐久市にある橘倉酒造㈱で、かつて蔵人が寝泊まりしていた築100年の宿舎をリノベーション。地元の日本酒や美味しいごはんを味わいながら滞在し、実際に商品として販売される日本酒の醸造過程に蔵人として参加できるのです。日本酒好きなら一度は体験してみたい特別なプログラムは週末限定で実施され、2020年3月開業以来、リピーターも出るほど人気です。 このプログラムを発案し、運営を担う㈱KURABITO STAYの田澤麻里香社長は、日本酒ツーリズムや酒蔵の新たなブランディング、そして関わる人皆が幸せになれるツーリズムの実現を目指しています。

    • #宿・ホテル
    • #生産者
    • #まちづくり
    • #日本の歴史・伝統文化
    • #体験
    • #海外展開
    • #酒
    • #地域活性
    詳細を見る

1~10 / 12